<名古屋市>「ランの館」運営を見直し 廃止も視野に
毎日新聞 5月8日(火)14時6分配信
名古屋市は、同市中区大須の都市公園内にあるミニテーマパーク「ランの館」について、民間への売却や形態の変更など、廃止を視野にあり方を抜本的に見直す方針を決めた。
市は9日の入札で、民間事業者の関心度などを調べる業者を選定。同館の指定管理者の契約が切れる13年度末までに、新たな方針を定める。同館は、愛知県がラン生産日本一であることにちなみ、98年にオープン。約1.6ヘクタールの敷地で植物を展示したり各種教室を開いたりしている。
入館者は98年度に約37万人あったが、11年度は約13万人に落ち込んでいる。市は年間1億1000万円を指定管理者に支払っており、11年10月の「事業仕分け」で、民間への売却などにより廃止すべきだと判定された。
河村たかし市長は8日朝、取材に対し、「民営化を含め廃止とした市民の判定は大事にせないかん。納税者が納得できるものじゃなきゃいかん」と話した。【高木香奈、三木幸治】
市は9日の入札で、民間事業者の関心度などを調べる業者を選定。同館の指定管理者の契約が切れる13年度末までに、新たな方針を定める。同館は、愛知県がラン生産日本一であることにちなみ、98年にオープン。約1.6ヘクタールの敷地で植物を展示したり各種教室を開いたりしている。
入館者は98年度に約37万人あったが、11年度は約13万人に落ち込んでいる。市は年間1億1000万円を指定管理者に支払っており、11年10月の「事業仕分け」で、民間への売却などにより廃止すべきだと判定された。
河村たかし市長は8日朝、取材に対し、「民営化を含め廃止とした市民の判定は大事にせないかん。納税者が納得できるものじゃなきゃいかん」と話した。【高木香奈、三木幸治】
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