トヨタ、タイでカローラ系車両に積む「ZR」エンジンの生産能力を増強
2012/02/29 19:23
トヨタ自動車のタイにおけるエンジン生産会社であるサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing社:STM)は、アジアでの需要の高まりに対応するため、2014年初めより、カローラ系車両に積む「ZR」エンジンの生産能力を、年間約10万基増強する。これにより、STMの年間生産能力は、約74万基から約84万基となる。STM製のエンジンは、引き続きタイ国内に供給すると共に、ベトナム、台湾にも輸出する。
これに伴う投資額は約140億円、新規雇用は約200人を予定している。STMはチョンブリ県アマタナコン工業団地内にあり、生産開始は1989年、2012年1月時点の従業員数は約3000人。トヨタは新興国を重点取り組み分野の一つとして位置付けており、車両の生産に伴うユニットの調達についても、「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、今後も現地生産を推進していく考え。
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